ニュースリリース/お知らせ

株式会社アドバンテッジリスクマネジメントは、人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：川崎 健一郎、以下「アデコ社」）と、業務提携基本契約（以下「本契約」）を締結しました。当社はこの業務提携により、アデコ社の組織・人事コンサルティング事業を通じて、人事課題解決型プラットフォーム「アドバンテッジ ウェルビーイング DXP」を中心とした当社サービスを、幅広い顧客企業へ提供できるよう取り組みを進めてまいります。

１．提携の狙い
本業務提携によって、双方のサービスの充実および顧客の拡大を図ると同時に、今後ますます高度化する社会課題の解決に向けて、双方の強みであるHRテックとHRコンサルティングの融合による新たな付加価値の創造を目指します。
具体的には、両社によって以下を実現させることによりサービスの付加価値向上を図り、これまで以上に効果的なソリューションの提供を目指します。当社の「DXPによる分析、課題解決のためのソリュ―ション」とアデコ社の「組織・人事コンサルティングの強み」を融合させることで、顧客企業の経営課題の解決・企業価値の向上を支援してまいります。

① アデコ社が人的資本経営の実現に向けた組織・人事コンサルティングを実施する際に「アドバンテッジ ウェルビーイング DXP」を活用し、顧客企業の課題の洗い出しと可視化を行う
② 顧客企業の課題解決のために、アデコ社のコンサルティングサービスやシェアHR（※）、当社ソリューションの複合的な提供を行ったうえで、DXPにて課題の管理・検証を行い、PDCAを回す

※ 顧客企業が解決したい課題に応じた時間数・期間だけコンサルタントが稼働し、実務をベースとした支援を行うサービス

２．これまでの当社の取組みについて
当社は、「従業員の心と体の健康保持・向上」と「課題を持つ従業員への支援」が、企業の成長戦略の実現性を高める投資であるとの考えのもと、1995年より従業員のエンゲージメント向上につながる福利厚生制度としての団体長期障害所得補償保険（GLTD）の販売代理事業を、2002年からはストレスチェックをはじめとした企業のメンタルヘルスケア対策事業を推進してまいりました。
その後、それぞれの事業について、出産・育児・介護などの課題を持つ従業員のための仕事と課題との両立支援事業に、また、メンタル面だけでなくフィジカル面の健康支援も含む企業の総合的な健康経営支援事業に事業エリアを拡大し、現在においては、両事業合算して417万人 (2023年3月末現在)を超える皆さまにご利用いただいております。また2021年6月には、顧客企業の皆さまのウェルビーイング実現に向けた人事施策のPDCAを支援する「アドバンテッジ ウェルビーイング DXP」をリリースし、人事と健康データの一元管理と分析から、課題の把握と解決に向けたソリューションの提供と効果検証まで提供しています。

３．アデコ社について
アデコ社は、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめとするハイブリッド型の総合人財サービスを展開し、人的資本経営の観点から業務改善や人財育成支援、キャリア開発支援、組織開発およびエンゲージメント向上支援といった雇用や人事領域における伴走型のHRソリューション関連サービスを提供しています。アデコ社には、現在、国内最大規模となる14名のISO 30414のリードコンサルタント/アセッサー（※）が在籍し、コンサルティングを通じて組織と人財に関する課題の解決に向けたソリューションを提供する「人財躍動化コンサルティング」を展開しています。また、人的資本経営の実践に関する先進事例の共有、企業間協力に向けた議論、効果的な情報開示の検討を行う「人的資本経営コンソーシアム」にも参画しています。

※ HCプロデュース社とHR Metrics社の認証により、個人として、自社を含む企業のコンサルティングや、ISO 30414認証取得に向けた審査に従事することができる資格

４．参考
・アドバンテッジ ウェルビーイング DXP

ストレスチェックの調査結果や健康診断結果など、心身の健康データや、勤怠、休業等の人事労務情報を集約し、「見える化」するとともに、その「見える化」したデータを専門的知見に基づいて分析し、課題を抽出するデータマネジメントプラットフォームです。多種多様な情報を集約することで、本質的な課題の顕在化、的確なソリューション検討につながります。
データから組織・従業員個人の全体像を把握し、最適な施策実行へと導くとともに、その後の結果把握・効果分析まで網羅的に対応します。

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