【ハラスメント】総まとめ!~意味から事例、取り組みのコツまで徹底解説~

Facebookでシェア ツイート
「アドバンテッジJOURNAL」編集部

「アドバンテッジJOURNAL」編集部

職場におけるハラスメント行為の発生は、企業にとって重大な問題です。ハラスメントを受けた従業員の休職リスクは勿論のこと、ハラスメントが常態化してしまうと会社全体の生産性低下や離職率上昇といった損失にもつながります。

また、健康経営・人的資本経営の本格化に伴い、従業員に基づく人的資本関連の情報公開が求められています。それらは投資家や就職・転職希望者に評価される指標となるでしょう。そのような背景からも従業員が安心し、エンゲージメントが高い状態で働ける環境づくりは必須であり、ハラスメントも単なる従業員間の問題ではないことは明らかです。

日々変わりゆく社会の中で、ハラスメントも様々な変化を遂げています。以前には無かった常識や価値観によって新しく定義されるようになったものや、世代間の考え方の違いから生まれるものなど、様々な種類のハラスメントが認識されてきています。

そのようなハラスメントリスクから従業員を守り、社内外から評価を受けるために重要なこととは何でしょうか。今回はハラスメントの意味や種類といった基本的な情報から、ハラスメント発生時、または未然防止のための対策のポイントをおさえていきましょう。

記事の監修者
柿沼 篤史社会保険労務士 (登録番号)第13230488号
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント マーケティング部
当社のマーケティング活動におけるデータ整備や分析業務に従事。社労士の資格を有しており、健康経営をはじめ当社の事業領域に関する知見をもとにアドバンテッジJOURNALの記事も監修している。

ハラスメントの意味や種類、原因について

まずはハラスメントの基本的な情報をおさえていきましょう。法律によりその防止措置が義務付けられている3大ハラスメントはご存知でしょうか。それ以外にも近年注目されているハラスメントや、ハラスメントの原因になりうる「アンコンシャス・バイアス」について紹介します。

ハラスメントとは何か、という基礎的な情報に加え、増え続ける様々なハラスメントの種類を網羅的に解説します。職場ハラスメントの予防策も提示しており、まず最初に読む記事として最適です。

混同しやすいパワハラとモラハラに関して、定義の違いやそれぞれの発生原因・対策などを説明します。社内での取り組みを始める前に不可欠な知識です。

無意識の偏見や思い込み、「アンコンシャス・バイアス」について解説しています。そもそも日常の中でハラスメント行為の原因となる認知をしないよう、知っておくべき概念といえるでしょう。

ハラスメントへの適切な対応と未然・再発防止策とは

ハラスメント発生時に迅速かつ的確な対応が求められるのは勿論のこと、そもそもハラスメントを発生させないための未然防止対策も非常に重要であることは周知のことと思います。それに加えてハラスメントが発生してしまった後に再発させないという加害者へのアプローチも欠かせません。

ここからは従業員が安心して働ける環境づくりと、被害者だけでなく加害者も職場復帰できるようになるための取り組みについて、「ハラスメント発生時」「ハラスメント発生前」「ハラスメント発生後」のそれぞれの時点において重要なポイントを見ていきましょう。

ハラスメント発生時の対応について、やるべきことの流れやNG行為、再発防止策などについて詳細にまとめています。実際に相談を受けた際や、従業員の知識や意識を深める際に参考になれば幸いです。

管理職を対象にとした、パワハラを防止するためのコミュニケーション手法や行動改善の方策を紹介します。ハラスメント行為者となり得る管理職へ、ハラスメント発生前に行動変容を促すアプローチを考えてみましょう。

ハラスメントの発生後、再発防止のためにハラスメント行為者にすべきことを前編・後編に分けて詳しく解説しています。行動変容を促すプロセスをしっかり学び、職場環境の改善に繋げましょう。

ハラスメントをもっと深く知る~メカニズム・上司と部下の関係性~

最後は、ハラスメントについてさらに理解を深めたい方におすすめの内容をお届けします。
ひとこと紹介↓

「パワハラがなぜ起こってしまうのか、行為者と職場環境に起因するメカニズムから探る」

「社会が変わりゆくにつれ、顕在化が進む上司・部下間の問題。上司のアンコンシャス・バイアスが原因?」

どちらも当社の研究員や研修講師執筆の記事です。ハラスメントの根本的な要因や現代背景を理解することで、より本質的な改善施策を進められるのではないでしょうか。気になる方は是非!

まとめ~当社サービスのご紹介~

ここまでご覧いただきありがとうございました。ハラスメント問題が抱える企業リスクと、それをどのように捉え、従業員を守るために対応していくべきなのか理解が深まったでしょうか。ハラスメント対策を講じることは、従業員が安心して働けるだけでなく、その先の様々な利益につながると感じていただけたかと思います。明日からの改善施策の助けになれば幸いです。

当社アドバンテッジリスクマネジメントでは企業のハラスメント対策を支援する数多くのサービスを提供しております。ハラスメント防止に特化した複数の社員研修プログラムを始めに、企業ごとに適したサポート内容を提供しておりますので、ハラスメント防止に関するサービス一覧はこちらからご覧ください。

お悩みからのご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから。

(Visited 1,329 times, 1 visits today)

【筆者プロフィール】

「アドバンテッジJOURNAL」編集部

「アドバンテッジJOURNAL」編集部
導入企業数3,140社/利用者数483万人のサービス提供実績と、健康経営銘柄に3年連続で選定されたアドバンテッジリスクマネジメントの知見から、人事領域で関心が高いテーマを取り上げ、押さえるべきポイントやつまずきやすい課題を整理。人事担当者や産業保健スタッフの“欲しい”情報から、心身のヘルスケアや組織開発、自己啓発など従業員向けの情報まで、幅広くラインアップ。「ウェルビーイングに働く」ためのトピックスをお届けします。

この著者の記事一覧

Facebookでシェア ツイート

関連記事RELATED POSTSすべて見る>>