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青森県立保健大学と実施した「ナッジを組み込んだ保健指導」に関する研究論文が日本産業衛生学会発行「Environmental and Occupational Health Practice」に掲載

2026年04月02日

このたび、日本産業衛生学会が発行する国際学術誌「Environmental and Occupational Health Practice」に、当社 デジタルヘルス推進部(発表当時)に所属する社員が共同研究者として参画した論文が掲載されました。
当該論文は、2022年より青森県立保健大学の竹林正樹研究員(青森大学客員教授)とともに進めてきた特定保健指導プログラムのプロセス評価です。
詳細は以下の通りです。

■学会名:公益社団法人日本産業衛生学会
■雑誌名:Environmental and Occupational Health Practice 2026 第8巻(2026年3月10日(オンライン公開))
■論文タイトル:Changes in body weight, awareness, and behaviors among workers participating in an online specific health guidance program incorporating multiple nudges: a process evaluation
■論文内容:以下参照

<要点>
産業保健におけるナッジの必要性は高まっているものの、ナッジを設計した特定保健指導はそんなに多く見られません。そこで、本研究では複数のナッジと健康教育を組み合わせたオンライン特定保健指導「アドバンテッジスマートライフプログラム」を受けた従業員の体重変化、健康に対する意識、ならびに健康行動の変化についてプロセス評価を実施しました。

本プログラムは、オンライン形式セミナーや個別面談、動画・記事配信などの中に、コミットメントや同調ナッジを始めとした複数の設計し、行動を後押しする仕組みを設計しました。
プログラム終了後、参加者の51.4%に体重減少が見られ、週1回以上体重測定実施した人が積極的支援では39.4%から83.0%、動機づけ支援では49.4%から77.0%へと向上するなど、多くの指標で有意な向上が確認されました。

近年、働き方の多様化やオンライン施策の重要性が高まる中、実務に応用可能な健康支援プログラムの設計に示唆を与えた研究といえます。
今回は短期的な行動に焦点を当てました。長期的な効果については、複数年の健康診断データを用いた研究を実施しており、現在国際誌に論文投稿を進めています。

当社は今後も関係学会や各種イベントに参加することで、研究領域においても社会貢献性の高い取り組みを推進していく所存です。