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当社の社員が寄稿したコラムが書籍に掲載されました

2022年03月23日

このたび、岩崎学術出版社から発行された書籍「カウンセリングを倫理的に考える―迷い,決断することの理論と実践」に当社の社員・鈴木 潤也が執筆したコラムが掲載されました。

鈴木は、「第4章 カウンセラーの職業倫理──明文化されたものから考える」のコラム2『心理援助職の日々の仕事と倫理的葛藤』のうち、
(5)産業・労働領域:メンタルヘルス支援会社職員 として執筆しました。

■鈴木潤也
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 「人」ソリューション部 担当課長(臨床心理士、公認心理師)

青山学院大学大学院 教育人間科学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学(修士(心理学)/青山学院大学)。教育機関にてスクールカウンセラーとして勤務。その後、複数の教育機関内の学生相談室でのカウンセリングを経験。精神科クリニックで心理士として勤務。私立大学にて講師として従事。2016年に、株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントへ入社し、カウンセリングサービス提供部隊に参画。以後、同部署にてカウンセリング対応、カウンセリングの効果検証・学会発表に関する業務を担当し、カウンセリングで得た知見をアカデミックな領域に展開し、日々より良いカウンセリングサービスを提供するための活動を精力的に行っている。主として関わった学会発表としては「EAP における短期認知行動療法の有効活用についての検討Ⅰ」(産業カウンセリング学会、2019)、「コロナ禍におけるストレスに対するEAPとしてのアプローチの検討」(産業ストレス学会、2020)、「認知行動療法を用いた短期解決型カウンセリングの効果と今後の課題」(キャリア・カウンセリング学会、2021)がある。また、著書に「認知行動療法事典」(分担執筆、丸善出版、2019)がある。

<書籍に関する出版社からのコメント>
公認心理師という国家資格が成立したことで,カウンセリングの意義やカウンセラーのアイデンティティがあらためて問われている。

その問いに答えるためのキーが「倫理」である。

本書では倫理的問題を,日々の臨床実践で出会う具体的状況として,またカウンセリングという営みの本質として,さらにネット時代の倫理的問題を視野に入れて考える。

特に,公認心理師養成カリキュラムにおける「職責」領域のサブテキストとしても使えるように構成した。

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*書籍の概要、ご購入はこちらからご確認ください。