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ニュースリリース/お知らせ

リワーク施設事業に参入し、福祉市場に進出

~オンライン型「eRework」に続き、対面型の提供により支援領域を拡大~

2025年07月09日

株式会社アドバンテッジリスクマネジメントは、就労移行支援事業として、リワーク施設事業に新たに参入することをお知らせいたします。今年度中に施設を開設するべく、サービス環境を整備してまいります。
なお、本事業は、2025年6月26日に開催された株主総会にて承認された定款変更(福祉事業の追加)に基づくものです。

復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいわれる「リワーク」は、return to workの略で、休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーションを実施する機関で行われているプログラムです。
当社は、休業者管理支援クラウドシステム「ADVANTAGE HARMONY(アドバンテッジ ハーモニー)」とともに、両立支援事業のサービスとして、クラウド型復職/両立支援システム「eRework(イーリワーク)」を提供してまいりました。コロナ禍において、施設の閉鎖や利用制限など、これまでと同様の環境でリワークを実施できない状況が続いたことからオンライン需要が急激に増加しました。そのような背景から、「eRework」はメンタルヘルス不調からの職場復帰を支えるものとして高い評価を受けており、導入企業数も年々増加しています。

一方で、対面型リワーク支援への関心も高まっており、市場は拡大傾向にあります。法的観点では、2024年4月に、復職に向けた一時的な福祉サービスの利用可能対象者が企業に在籍中の従業員にまで拡大したため、今後リワーク施設の利用希望者が増加することが見込まれます。

こうした市場動向を踏まえ、当社は「eRework」に続き、従業員個人を対象としたtoEサービスとして、リワーク施設の開設を決定いたしました。当社が長年培った認知と行動の変容を促す「認知行動療法」のノウハウを活かし、メンタルヘルス対策に特化した専門家により、リアルとオンラインを融合させたプログラムを介した復職支援と再休職防止を目指します。具体的には、「eRework」を活用し、オンラインにて知識のインプットや体調報告を行うとともに、リワーク施設でのオフライン学習を組み合わせた当社ならではのプログラムを視野に、より柔軟かつ実効性の高い復職支援を提供してまいります。

まずは今年度中に都内にて開所をすべく、準備を進めております。今後の詳細については、順次お知らせしてまいります。