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ニュースリリース/お知らせ
管理職のコミュニケーション改善にEQ理論を活用 「パワハラ行動改善研修(EQ)」発売
~年間受講者約4,000名の実績をもつ当社のEQ研修プログラムをパワハラ対策に特化~
2019年02月12日
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント
代表取締役社長 鳥越 慎二
(東証第一部 コード8769)
株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは、EQ理論を活用した管理職のパワーハラスメント(以降、「パワハラ」)対策特化型研修「パワハラ行動改善研修(EQ)」を発売します。政府が検討を進めるパワハラ防止措置の義務化対策として、企業にアプローチします。
当社が昨年12月末に実施したアンケート(*)によると、回答者の8割弱がパワハラ対策を講じているものの、そのうち4割弱が「不十分」と考えており、対策の成果が出ていない実態が明らかとなりました。さらに、パワハラ当事者の意識が欠如していることや、パワハラと捉えられるリスクを恐れて部下とのコミュニケーション不全に陥ることを問題視する声も多く挙がっています。このような現状から、当社は、管理職が部下とのコミュニケーションを円滑にすることがパワハラの解決に繋がるものと考えています。 *当社のメールマガジン会員向けに実施し268名が回答。
当社はかねてより、「感情をうまく管理し、利用できる能力」を指すEQを可視化する「EQI®検査(行動特性検査)」や、同検査をもとにコミュニケーション改善を促す「感情マネジメント力(EQ)向上研修」を提供しています。受講者は年間約4,000名にのぼり、「部下から相談を持ち掛けられることが増えた」「部下に対し方向性や考え方を明示するよう意識するようになった」など、実効性のあるプログラムとして評価されています。
このたび開発した「パワハラ行動改善研修(EQ)」は、「感情マネジメント力(EQ)向上研修」をベースに、感情のコントロール能力や周囲に与える雰囲気、自己主張の度合いなど、パワハラにつながりやすい行動に着目したプログラムです。パワハラの潜在リスクに「気づき」を与え、研修後の「行動変容」を促し、その行動を定着させることを主な狙いとしています。
具体的には、約3カ月間で2回の集合型研修が行われ、受講者にはその期間内に自身の改善計画に基づきトレーニングを実践していただきます。さらに各研修前に「EQI検査」の受検を組み込み、トレーニング前後に変化した行動量を比較することで「行動変容」を実感することができます。この一連のプログラムにより、トレーニングの継続を促し、行動変容への意欲を高めることで、研修の実効性を高めるものとなっています。
また企業の担当者向けには、受講者のEQI検査結果をレポートとして提供することも可能です。管理職の行動特性を傾向値として把握できるため、次の打ち手に向けた検討材料としても活用できます。
当社は今後も、EQ理論を活用し、パワハラ等職場の様々な課題に対応したソリューションの開発を強化してまいります。
■「パワハラ行動改善研修(EQ)」概要
・概要
:①パワハラに関する基礎知識の習得、企業や個人のリスクを確認
②「マインド」「受信」「発信」という観点から、パワハラにつながる行動を確認
③部下に受け入れられるコミュニケーションを学習
④行動目標を設定
・対象:管理職
・実施人数の目安:30名程度
・時間:初回研修4時間 + フォローアップ研修4時間
『パワハラ行動改善研修(EQ)』の資料請求・お問い合わせフォームはこちら
■参考:EQの能力について
・「感情の識別」
:気持ちを読み取る能力
相手の表情から、その人がどのように感じているかを正しく読み取り、その場の持つ雰囲気を的確に認識できる能力。
・「感情の利用」
:その場・状況にふさわしい気持ちになる能力
効果的な問題解決や、創造性を発揮するために、どのような感情を作り出せば良いのかを知ることができ、実際にその感情を作り出す能力。
・「感情の理解」
:気持ちから未来を予測する能力
相手がなぜそのように感じるのか、感情の起こる原因を正しく理解する能力。
・「感情の調整」
:気持ちをともなって実行する能力
感情的になった場面でも問題解決への最善行動は何かを考え、最も効果的な行動を取ることができる能力。
対人関係を維持し、対人問題を解決するために、相手や状況に応じた最善な行動を取ることができる。
- 本件に関するお問い合わせ先
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株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントhttps://www.armg.jp
(取材・広報に関して)経営企画部 : 小林 幸子
TEL:03-5794-3890
(当研修に関して) 採用・EQソリューション営業部
TEL:03-5794-3830