
TIS株式会社 株式会社アグレックス
- 従業員規模
- 10000名以上
- 業種
- IT・通信
- お困りごと
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- 復職支援体制づくり
再発防止に向けたセルフケアをサポート。eReworkは休職者と組織双方の復職フローを支援
- TIS株式会社 人事本部グループ人事推進部部長井上貴之様(写真左)
- 株式会社アグレックス コーポレート本部 人事部 上級主任高橋久美子様(写真中央)
- 株式会社アグレックス コーポレート本部 人事部 主任補脇孝介様(写真右)
ITサービスを中心に全国に事業を展開するTIS社は、グループ会社内での産業保健体制や復職プログラムのレベルの底上げ・平準化が課題だった。そこで2024年、ARMのクラウド型復職/両立支援システム「eRework」を導入。eラーニングや生活リズム表の活用など、休職中から復職後もフォローする復職プログラムの整備を進め、再発予防に取り組んでいる。「ツールを導入することで、グループ内の復職支援体制の強化につながった」というTIS社の井上様とグループ会社であるアグレックス社の高橋様、脇様に、導入までの経緯と活用状況について伺った。
TIS株式会社 様 株式会社アグレックス 様の eRework導入 のPOINT
- POINT.1
- グループ内で異なる健康管理体制のレベルの底上げ・平準化が課題だった
- POINT.2
- 休職中からセルフケアにつながるeラーニングなどの機能を評価
- POINT.3
- 復職時や復職後に各種スコアリングをもとに従業員のケアを実施
ご導入いただいているサービス
サービス導入までの経緯をお聞かせください
グループ内での復職支援体制の標準化が課題だった
TIS:我々TIS社含めて当グループは数多くの企業で構成され、休職者に対する復職支援制度や手続きも会社によって異なっております。それぞれ規模や業態が異なる中で十分にリソースやノウハウが確保できていない会社も多く、これらを共有しグループ内で格差なく休職者のケアを推進するためには、産業保健体制や復職プログラムの標準化が一つの課題でもありました。
そこでARMの方からストレスチェックなど他のサービスとあわせて、このeReworkをご案内いただき、導入を決めました。とはいえ各社復職支援制度はばらばらなため、一方的に導入を案内するのではなく、まずは導入を希望する会社を募り、段階的に運用実績をみてグループ内で定着させていくことを目指しました。
サービスの評価ポイントを教えてください
復職に向けた休職中のセルフケア機能を評価
アグレックス:当社ではもともと手厚い休業制度と復職プログラムを設けていました。しかし、その手厚い制度の影響もあり、本来は休業するほどでもない軽度のメンタル不調による短期休業者が増え、人事業務の負荷が高まっていたことが導入の背景にありました。休業制度の見直しと併せて、復職プログラムについても在宅リハビリや慣らし勤務の運用を見直す必要があり、ちょうどARM様のeReworkをTIS様からご案内いただいたタイミングでもありeReworkの導入を検討しました。
eReworkはeラーニングなど休職者のセルフケアにつながる機能があることや、休職者本人がスマートフォンから利用でき活用のハードルが低いこと、さらに一般的な通所訓練が3ヵ月以上であるのに対し、eReworkは3週間のより短期間のプログラムであることが、当社の課題解決に適しており、結果として導入の決め手となりました。
特に、復職前に認知行動療法を体系的に学べる点、休職要因の振り返りができる点、移動訓練の証跡やデジタル化された生活リズム表をリアルタイムで確認できる点など、休職者本人が手応えを得ながら復職準備を進められるようになりました。
休職中の支援は、これまで当社では手薄だった領域でもあったため、今回の導入によって復職フローをしっかり補完できたと考えています。
サービスの活用状況を教えてください
産業医面談の参考材料としても活用
アグレックス:休職者の方には休職中は先述のとおりeラーニングなどeReworkを活用いただいているほか、一部の復職者からは生活リズム表を自身の体調モニタリングのために、復職後も継続して使いたいという声もありました。
組織側では、休職期間や復職後の産業医面談において、回復状況のスコアをもとに確認事項や質問設定にも活用できています。通勤を想定した移動訓練などの証跡も含めて、会社として安全配慮義務を果たすという点で重要なツールとなっています。また、休職者それぞれの復職プログラムの状況を管理する上で、対応スタッフが異動や退職となった場合、引き継ぎの時間を要することがあります。その点、eReworkは情報共有がしやすく、業務の属人化を防ぐことにつながっています。
復職支援の今後の取り組みや展望を教えてください
フォロー体制の推進にeReworkは重要な役割を担う
アグレックス:今後はeReworkの利用を休職者のケアだけでなく、管理職クラスにeラーニングを活用していただくなど、受け入れ側の体制整備の強化を進めていきたいと考えております。復職後すぐに再休職とならないよう、休職者本人の行動や思考を変化させることができるeReworkを通じ、再発防止を図っていきたいと考えております。
TIS:コロナ禍ではリモートワークが拡大したり、今後はAI活用でエンジニア業務の在り方が変わっていくなど、働き方は時代とともに常に変化しています。その中、復職支援についても時代に合わせて適切にコントロールを行い、実態に合わせて休職の未然防止や復職支援に取り組む必要があると思っています。 eReworkの場所や人数を問わずに実施できるという特性を生かし、従来の復職支援体制にとどまらず、より柔軟な支援を推進していくうえで、今後さらに重要な役割を担うことを期待しています。
井上貴之様
高橋久美子様
脇孝介様
