株式会社中電シーティーアイ

従業員規模
1000-1999名
業種
IT・通信業
お困りごと
  • 組織改善
  • 「行動特性を数値として把握できるEQ研修は
    コミュニケーション改善に向けた大きな1歩でした」

    • 管理ディビジョン 総務人事室 労務グループマネージャー田中 浩久様

    IT分野で最先端の技術を取り入れながら事業展開している中電シーティーアイは、組織力の強化のために、社内でのコミュニケーションの在り方も改善していく必要性を感じていたという。そこで同社は感情マネジメント力の向上を目的として、2019年に役員や部署長向けに、2020年にはグループリーダーを対象にEQ研修を実施。「研修は自分の行動を振り返るいいきっかけとなった」と話す労務グループマネージャーを務める田中浩久様に、導入の経緯や展望を伺った。

    中電シーティーアイ様のEQ研修のPOINT

    POINT.1
    上司と部下との社内コミュニケーション改善に向けてEQ研修を検討
    POINT.2
    行動特性が数値として見える化される研修内容を評価
    POINT.3
    行動計画実践の伴走とフォローアップ研修実施で積極的に改善をサポート

    導入担当者様の声

    EQ研修を導入いただいた経緯をお聞かせください

    社内コミュニケーションのアップデートの必要性を感じていた

    近年は健康経営や働き方改革への社会的な関心が高まっておりますが、当社も組織活性化に向けて、円滑なコミュニケーションの重要性を以前から感じておりました。とくに上司と部下の対人コミュニケーションにおいては、「自分が若い頃はこうやって教わったんだから」と、上長の立場である者が、育成方法について顧みることなく一方的に押しつけることがあってはなりません。社員ひとりひとりが十分に力を発揮するためには、コミュニケーションの在り方もアップデートしていくことが必要だと考えておりました。
     そんな折、グループ会社がアドバンテッジリスクマネジメント(以下ARM)のEQ研修を受講し、高評価であったことを知ったのが導入を検討したきっかけでした。「EQ(感情マネジメント力)」という言葉自体の耳馴染みはありませんでしたが、学術的な理論に裏付けされた手法であること、数値で自身の感情傾向や行動特性を把握できること、そして行動計画に基づきそれぞれが能動的に感情マネジメント力の向上に取り組める点が、当社の組織課題の解決の打ち手として有効であると考え実施を決断しました。2019年度は全役員、全部署長(部長等)、2020年度にグループリーダー層を対象に実施しました。

    EQ研修の内容に関してご評価をお聞かせください

    数値で自己理解を支援するだけでなく、振り返りの機会がある点を評価

    2020年度に当社が実施したのは「感情マネジメント力(EQ)向上研修」(以降EQ研修)と、「フォローアップ研修」です。当初こそ受講者の間で戸惑いはあったかもしれませんが、研修講師とのやり取りやグループセッション中には「やっぱり自分にはこういう素養があったんだ」という声も聞かれました。つまり、EQI検査により数値として行動特性が示されたことをきっかけに、自身の感情や行動について再認識する機会になったのではと思います。数値によって第三者の視点で行動特性を見える化し、振り返りの機会を得られたことは、行動変容に向けた大きな一歩であったと思います。
     そしてもうひとつ、EQ研修が他の研修と違うなと感じたのが、それぞれが行動計画に基づいて実践した結果、どのような変化があったのかを確認できる点です。EQ研修の数カ月後に受講するフォローアップ研修では、その期間内に行動計画に沿って実務のなかで実践してきた行動変容の結果が、再度効果測定されます。1回の研修受講では、その直後に印象や記憶が強く残るだけで、なかなか本人の行動変容が定着しないという懸念がどうしても生じてしまいます。一方でこのEQ研修ではフォローアップ研修で再度振り返りの機会を得られるので、それが本人の意識や行動変化が定着する働きかけとなり、ひいては組織全体のコミュニケーション力の質向上につながるのではと考えています。

    EQ研修の実施で何か工夫された点はありますか?

    研修後に行動計画の進捗管理シート提出を依頼し、それぞれ内容に沿った返信を行った

    なるべく自分事として取り組んでいただきたいという思いから、EQ研修後の2週目と4週目に、行動計画の進捗管理シートの提出を受講者全員にお願いしました。行動計画に沿った取り組みについて簡単な振り返りをしてもらうためのシートなのですが、このやり取り自体もコミュニケーションのひとつです。そのため、提出していただいた社員に対して事務的な対応にならないように、ひとりひとり内容を読んでそれに沿った返答を考え、丁寧にフォローすることを心がけました。

    EQ研修を踏まえて、今後のお取り組みを教えてください

    初めてマネジメント業務を担当する新任リーダーに向けても展開を検討

    EQ研修はまずはひとりひとりが自己理解を深め、そこから行動変容につなげていくという仕組みだと思います。ただ、それぞれがEQ研修で習得したことを踏まえて円滑なコミュニケ-ションを意識すればそれが積み重ねとなり、社内全体の働きやすさにつながると考えています。「感情をマネジメントする」スキルは、これからの組織コミュニケーションに欠かせない能力だと思います。今後は新任のグループリーダーなど、初めてマネジメント業務にあたる社員に向けても、EQ研修の実施を検討しています。

    • 田中 浩久様

      総務人事室 労務グループマネージャー 田中 浩久 様

    受講者様の声

    CASE01

    企画系・A 様

    EQ 研修を受講いただいたご感想をお聞かせください

    強みも弱みも、自身の行動特性を振り返る良い機会になった

    研修のなかで「性格は変えられないが行動は変えられる」という解説があった通り、感情をどうコントロールするか、という点はコミュニケーションスキルとして非常に重要だと日頃から感じていました。社内だけでなく、社外に対しても意思疎通がうまくいかないと、仕様の食い違いや納期遅延につながってしまうこともあります。そういった意味で、この研修は行動特性から自分のコミュニケーションについて振り返る良いきっかけでした。また、総務人事室のサポートを得ながら継続的に行動計画に取り組みました。フォローアップ研修で再度EQI 検査を受検した結果、すべての項目が望んでいたスコアの変化ではなかったものの、振り返りの機会がある点も有意義だったと思います。

    EQIレーダーチャート遷移01

    受講後の効果や変化について 、お感じになっていることを教えてください

    周囲に目を向ける頻度が増える意識変化があった

    最初のEQI 検査は大方予想通りでしたが、一方で自分では気づかなかった課題も把握できました。とくに「感情的温かさ」のスコアが低かった点は意外で、行動計画では業務中も会話を増やすために「相手がどのようなことを気にしているか」を意識するようになりました。結果的に自身の内面だけでなく、周囲に目を向ける機会も増えたと思います。第2 回目のEQI 検査では大きくはないものの同スコアは向上し、それだけでなく積極的に同僚の良いところを見つけようと自身の意識変化があったのはひとつの収穫でした。

    CASE02

    広報系・B 様

    EQ 研修を受講していただいたご感想をお聞かせください

    客観的に数値で自分の行動特性を評価できるのが新鮮だった

    自身の感情や行動特性について、口頭で他者から言われても素直に受け入れにくいことを、数値によって客観的に評価できる点は新鮮でした。さらに、研修後も自ら立てた行動計画に沿って実務上で改善に向けて能動的に取り組む仕組みになっており、自身のコミュニケーションについて考える有意義な機会になったと思います。また、ペアワークでは必ずしもお互いの業務を熟知しているわけではありませんでしたが、行動計画の進捗についてフィードバックを受けることもできるので、モチベーションの維持という点においても取り組みやすいプログラムでした。

    受講後の効果や変化について、お感じになっていることを教えてください

    発信力を意識した結果、部下からの相談回数が増えた

    私の場合は「セルフ・エフィカシー(自己効力感、自信)」の数値が低い傾向があったので、行動計画ではリーダーとして自信を持って発信することを意識し、部下との信頼関係の醸成を意識しました。自ら会話量を増やすなどして発信力を高めた結果、フォローアップ研修でのEQI 検査では同項目が向上しているだけでなく、部下からの相談回数も増え、部署内での会話量も増えたと認識しています。これを一時的な変化とせず、今後も定期的にセルフ・エフィカシーの素養を再確認しながら、行動計画を継続していきたいと思います。

    EQIレーダーチャート遷移02

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