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ニュースリリース/お知らせ

職場の人間関係改善を目的に社員のEQ能力開発を促す「EQ導入研修」を発売

~ラインアップの拡充により、目的に応じたプログラムの選択が可能に~

2018年10月19日
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント
代表取締役社長 鳥越 慎二
(東証第一部 コード8769)

 株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは、自己理解を深めるとともに、EQの開発方法を学ぶ「EQ導入研修」を本格展開いたします。

 EQは「感情をうまく管理し、利用できる能力」を指し、ビジネスシーンにおいて必要となる対人コミュニケーションの基礎能力といわれています。メンタル不調の多くが対人コミュニケーションの問題に起因(*)することから、個々人のEQを向上させることがメンタルヘルスに関する問題の根本解決に繋がるものとして、その重要性が唱えられています。

*「平成29年度 過労死等の労災補償状況」(厚生労働省)の「精神障害の出来事別決定及び支給決定件数」において、「上司とのトラブルがあった」、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」など対人関係の出来事における決定件数がワーストとなっている。

 当社は4つのEQ能力(感情の識別、感情の利用、感情の理解、感情の調整)をベースにEQを発揮した行動量を可視化する「EQI検査(行動特性検査)」や、同検査をもとに自己開発に向けたトレーニングを促す「管理職向けEQ導入研修」や「感情マネジメント力(EQ)向上研修」を提供しています。

 「管理職向け導入研修」は、部下へのサポート力向上など管理職に必要な素養に特化したプログラムです。ポイントを絞り、時間の調整が難しい管理職でも効率的に学べるように構成しています。「感情マネジメント力(EQ)研修」は、3カ月間で2回の集合型研修、その期間内に受講者自身でトレーニングを行う応用プログラムです。研修前後に受検する「EQI検査」の結果を比較することで、トレーニングの効果検証ができる点が特徴です。

 このたび新たに販売する「EQ導入研修」は、EQの概念や活用方法のポイントを効率的に学ぶプログラムで、全従業員を対象とした汎用性の高いプログラムです。当研修は、「EQI検査」をもとに作られた「EQ簡易診断」で可視化された自身の強み・弱みを振り返り、各種ワークを通じ対人コミュニケーション改善に向けた行動変容のヒントを学びます。基礎的な内容で構成しているため、役職や入社年次を問わず幅広い層を対象に実施できる研修です。

 当社は今後も、EQをはじめ、対人コミュニケーション等職場の様々な課題に対応したソリューションの開発を強化してまいります。

■「EQ導入研修」概要

・概要:

①EQ概念の学習:EQとは何か、研修の前提となるEQの概念を学びます。

②「EQ簡易診断」の受検:12の素養からなる検査をもとに、自身の強み・弱みを客観的に把握します。           

③EQの活用方法を学習:自身が高めたい素養、その素養を高めるための行動を考えます。            

④EQを意識したコミュニケーションの実習:対人ロールプレイングを通じて、アサーション(相手を傷付けずに、自分の主張を相手に伝えるコミュニケーションスキル)を高めるヒントや自身の感情を客観的に捉えるためのトレーニング法などを学びます。

・対象:全従業員
・時間:3時間
・実施人数の目安:30名

参考:EQの能力について

・「感情の識別」:気持ちを読み取る能力
 スコアが高いと、相手の表情から、その人がどのように感じているかを正しく読み取ったり、その場の持つ雰囲気を的確に認識したりできる傾向がある。

・「感情の利用」:その場・状況にふさわしい気持ちになる能力
 スコアが高いと、効果的な問題解決や、創造性を発揮するために、どのような感情を作り出せば良いのかを知り実際にその感情を作り出す能力を備えている傾向がある。

・「感情の理解」:気持ちから未来を予測する能力
 スコアが高いと、相手がなぜそのように感じるのか、感情の起こる原因を正しく理解する傾向がある。

・「感情の調整」:気持ちをともなって実行する能力
 スコアが高いと、感情的になった場面でも問題解決への最善行動は何かを考え、最も効果的な行動を取ることができるといえる。対人関係を維持し、対人問題を解決するために、相手や状況に応じた最善な行動を取る傾向にある。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントhttps://www.armg.jp
(取材に関して) 広報担当 :小林 幸子 
TEL:03-5794-3890
(サービスに関して)採用・EQソリューション営業部
TEL:03-5794-3830