社長×若手対談

“僕たちが大切にすべきこと。”

数ある企業のなかからARMの門を叩いた4人。
彼らがARMの何に共感し、どんな思いで仕事をし、
そして今どんなビジョンを描いているのか。
代表取締役社長・鳥越を囲んで語ってもらいました。

代表取締役社長

鳥越 慎二

Member

メンタリティマネジメント部門営業

S.M

中央大学 商学部 卒業
2017年入社

すでに商品・サービスを導入いただいている既存顧客のフォローのほか、新規開拓の営業にも従事。

管理本部人事

Y.N

立教大学 文学部 卒業
2016年入社

人事として主に給与や社内に展開する人事施策の立案を担当。

メンタリティマネジメント部門営業

T.K

法政大学 社会学部 卒業
2018年入社

自ら新規顧客の開拓を担当しつつ、事業部全体の営業戦略の企画・立案にも携わる。

メンタリティマネジメント部門営業

S.N

法政大学 文学部 卒業
2018年入社

既存顧客に導入後の商品・サービスの運用状況をお伺いしながら、新たなご要望にもお応えしている。

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section 01

社長「チャレンジして突き抜ける
喜びを、
全員で味わいたい」

S.N:このメンバーでこうして話すのが初めてなので聞きたいんですけど、みんなはどうしてARMに入社しようと思ったんですか?ちなみに、私は最終面接で一番ワクワク感を感じたのがARMだったから。社会を変えていく、そのチャレンジする気概を感じたんです。今でもハッキリ覚えています。鳥越さん(※)の「運」の話。
※当社では社長をこう呼びます。
社長:「運は貯めて使うもんだ」理論ね。そう。運は一定量だからムダづかいしちゃいけない。普段運が悪そうにしている人ほど、ここぞというところで大きな引きがある。私なんかもそう。ビンゴなんか全然当たらないけど大一番では外したことがない。
T.K:僕も最終面接はすごく覚えています。新しいことをやるんだという強い意志を感じて期待感が高まりました。
社長:大事だよね。それがすべてと言っていいくらい。この会社を立ち上げたのも日本になかったGLTDという制度を普及させるため。根底にあるのは、他がやっていない新しいことをしたい、つくりたいという想い。だから、ワクワクすることなら事業内容にはこだわらない。仕事が人生のすべてではないからこそ、楽しまないとね。チャレンジしてブレイクスルーする喜びをみんなと味わいたいんだよ。
S.N:おっしゃっていることが一貫していますよね。世の中にない、新しいことをしてワクワクしたい。僕もそこに強く共感しました。

Y.N:私も就職活動でさまざまな説明会をまわるなかで、ARMに一番エネルギーを感じました。最終面接を受けたのはもう3年前ですが、私のなかにも「新しいことをしたい」という気持ちがあり、重なる部分が大きかったので入社を決めました。
社長:そういう人が社内にどんどん増えるといいね。
S.N:入社してみて、新しいことにチャレンジしようという人が多いのは実感します。
S.M:でも一方で、すこし温厚な方が多いのは意外でした。メッセージがおとなしめに伝わっているのかなと思いました。
社長:そうだね。極端な話、うちはもうちょっと乱暴で元気があってもいい。事業柄、礼儀正しい優等生タイプになりがち。でも、もっと爆発力があってほしいわけよ。ときには大失敗したり。それは、みんなのように若い人のほうがやりやすいはず。あまり期待されていないから。
全員:笑
社長:期待はしているんだよ。でも、もっと型破りなくらい行動してほしい。社会にいいことはするけども、そこに、自分が目立ちたいとか、新しいことをやりたいという気持ちが混ざったほうがいい。一番重要なのはエネルギーレベルの高さ。そこから生まれるものにこそ、力があると思うから。

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「人間」に、そして「現実」に
寄り添う理念に共感。

S.N:「企業の元気を創り出す」や「私たちは、人々が『安心して働ける環境』と企業の『活力ある個と組織』をみなさまと共に創り出します。」など、ARMの掲げる理念について、みんなはどう思いますか。
Y.N:個と組織。安定と成長。コストと投資。いずれかに振り切るのではなく、両方を追求する。どこまでも現実に寄り添ってゴールへ向かおうとするスタンスに共感しました。
T.K:僕も同感です。他社はどこも理想を語っているだけという印象を受けるなか、ARMは理想を見据えながらも地に足をつけて「人間」に寄り添っている。そう感じました。人間の弱さにも目を向けて「理想はわかるけど、でも人間ってこういうところあるでしょ。だったらそこを見据えて手を打ちましょう」という方法。だからこそ、心から納得して働けるのだと思います。
S.N:人は調子がいいときもあれば悪いときもある。結果を出せたときにはモチベーションが高くなるしダメだったときは落ち込む。でも、それを個人の責任でやっているうちは組織の力にならないなと思っていたんですよね。
社長:人間、誰しも波がある。それは私だってそう。でも、それを理解していれば手を打てる。単純に行動を変えればいいんです。大きな声を出して、ポジティブな発言をし、身振り手振りを大きくする。あるいは、ポジティブな環境に身を置く。行動から、気持ちを変えていくんです。実は私は根は臆病なんです。でも、それをわかっているからこそ前に出るし、ポジティブに考える。慎重で最悪のケースを想定できるから、思いきってGOを出せる。そういう意味では臆病で良かったと思うよ。

S.N:たしかにARMにいる先輩や上司は、鳥越さんをはじめみんなポジティブです。たとえ部署が違っていても私の状況を気にかけてくれていたり、やりたかった仕事をやらせてくれてモチベーションを上げてくれたり。見守られているという安心感があるから、チャレンジできます。
S.M:たしかに、そうですね。手を挙げれば、年次や年齢、立場に関係なくチャレンジさせてもらえる環境がありますよね。今、部署を超えてさまざまなプロジェクトが進行していますが、それが最たる例ですね。
社長:今後はもっとプロジェクトを増やしていきたい。とはいえ、個人と組織、放っておくと必ずどちらかに偏ってしまうからバランスをとることが大事だけどね。それは、ビジネスにおいても同じ。社会貢献も大切だし、きちんと利益を出すことも大事。あきらめずに両方を追求していってほしい。

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300万人のデータから、
日本の健康を考える。

T.K:ストレスチェックの仕事に携わってみて感じたのは、結果を通じてその会社の課題が見えてくるということ。今置かれている状況や、放置すると起こりうることなどが想定できるんですよね。
社長:そうなんだよ。組織に関するサーベイなどであれば、従業員はすこし背伸びして取り繕って答えてしまうケースが多い。でも、ストレスチェックは違う。「あなたの健康のため」という大義があるから素直に答えてくれる。だから、会社の課題が浮き彫りすることができるんだよ。
S.M:ストレスチェックって、お客様の課題を可視化するシステムでもあるんですね。
社長:そう。今うちにはストレスチェックのデータが250万人分。GLTDを入れると300万人分のデータがある。それを分析して何が起こるとストレスが上がるのか、逆にどんな取り組みをするとストレスを下げたり仕事や組織へのエンゲージメントを上げることができるのかがわかるようになってくる。数が多くなればなるほど、その結果を一般化することができるから、多くのデータを持っているということは、それだけで価値になる。300万人のデータは、全国の企業にとっての、もっと言えば日本の新たな処方箋、国の活性化にも活かしていけるよね。

S.M:ストレスチェックの結果だけでなく、体の状態や仕事上でのパフォーマンスを示すようなデータを組み合わせることができれば、その相関関係からもわかることがありそうですよね。
社長:そのとおり。そのデータをもとにまた新商品やサービスをつくれる。新商品を提案すると「効果はあるんですか」とよく聞かれる。もちろん、効果があるという根拠があってつくっているけど、心の問題だから、実際にそうなるかはやってみないとわからない。結果がわかっていることは、新しいことじゃない。でも根も葉もないことを提案しているわけではなく、きちんと理屈はある。一緒にトライアルしましょう、世の中を進歩させましょうというスタンスで提案していくことが大切だね。するとお客様も「正直でいいね。そうだよね、最初はわからないよね。じゃ、一緒につくっていきましょう」と言ってくださる。前例のない、新しいことをつくっていくというのは、そういうことなんだよ。

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若い頃の失敗はリカバリーできる。
どんどんチャレンジしてほしい。

社長:今、「企業に未来基準の元気を!」というビジョンを掲げているのは、日本の未来に危機感を持っているから。もうコツコツまじめだけではダメで、パラダイムシフトを起こす必要があると思うんです。そんな時代にあって、あらゆる人がワクワクしながら成果を伴って働けるように社会を変えていくことが、私たちに求められていることだと思うんだよね。
S.N:やはりキーワードは、「ワクワク」なんですね。
社長:そう。日本人以外の人と仕事をしていると、それは痛感するよ。研修なんかを一緒にしたりすると、やっていることは同じなのにとんでもない答えをする人がいる。でも、日本人同士で話すとみんな答えが同じ。あ、これじゃ勝てないなって思うよ。
T.K:僕も日本が心配です。一体どうなるのか。
社長:そこは「僕が変えますから!」って言ってくれないと。
全員:笑
S.M:僕は会社に属することに意味がなくなっていくんじゃないかと思います。一人ひとりが事業家になって責任を持って働く。あるいは所属しながら技術を深化させてエキスパートを目指す。二極化していくように思います。

社長:それはおっしゃるとおり。事業はやりたい人がやればいい。社内公募でいろいろなプロジェクトを走らせているのは、そんな想いから。ゆくゆくは社内ベンチャーがあってもいい。一方で、会社に属して会社を大きくするというのも意義があると思う。いずれにしても、壁はどんどん現れる。つまり、事業を起こすにしても、組織を大きくしていくにしても。どこまでも自身を成長させていくことができる。
S.M:自分が会社を大きくしていくんだと思うと仕事が楽しいです。プロジェクトを立ち上げると、自分がオーナーシップを持てるのがおもしろい。スキルを磨けるし、新たな視点も得られますし。よくお客様から課題に対する他社の事例はないかと尋ねられます。私はいずれ、他社ではなくARMを、働き方や健康経営、企業風土などのモデルケースにしていきたいと考えています。
T.K:僕も仕事を楽しむようにしています。まだ1年目なので、悩んでいても仕方ない。とにかくいろんなチャレンジをして、壁をぶち破ってその先の景色を見たいです。
社長:1年目っぽくなくていいね。でも、そのとおり。1年目、2年目の失敗なんか、いくらでもリカバリーできるから、思うようにどんどんやってみてほしい。まだ世の中にない、新しいことを仕掛けて社会を変えていく。それが、ARMらしさだから。

世の中にないものを仕掛けて
社会を変える。
そのチャレンジが
ARMのすべて。