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社員たちの目線

Interview_5

カウンセラー

A.T(2012年中途入社 / メンタリティマネジメント部門)

本人も
企業も嬉しい
復帰を後押し
できる存在に。

精神科・心療内科での心理職で、社会復帰に二の足を踏んでしまう方々を多く目の当たりにしてきたことで、
医療と企業をつなぐ架け橋になるべくARMへ。

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医療と企業をつなぐ
架け橋に

前職は精神科・心療内科クリニックに心理職として勤務していました。そこで目の当たりにしたのが、回復を遂げたのちも社会復帰に二の足を踏んでしまう方々の姿。早期復帰はご本人はもとより、ご家族も嬉しいし、企業も嬉しいはず。対処するには、病院のなかではできることに限りがあったため、病院と企業の架け橋になるべく、心理職として進路を検討するなかで見つけたのがEAP(従業員支援プログラム=Employer Assistant Program)であり、ARMでした。
弊社のカウンセリング業務はまさに、「医療と企業の架け橋」。企業に入り込み、人事や産業医と連携しながら、休職者や従業員を会社の内外から支えることができ、復帰や日々の業務をより円滑にするために具体的な話をすることができます。その方法も対面カウンセリングの他に電話やWeb、メールや24時間即時カウンセリングなどさまざま。ご本人が相談しやすい方法でいつでもご利用いただけます。

仕事に欠かせないアイテム

フタつきのタンブラーを愛用しています。仕事柄、企業からお預かりする大切な書類を扱うため、誤って飲み物をこぼしてしまわないようにするためです。

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相談者の成熟度を高めるのが
カウンセラー

相談者の成熟度を高め、自立するためにどうすべきかを一緒に考えていくのがカウンセラーに求められる役割です。
心理療法には複数の種類があります。例えば「認知行動療法」だと、その方の考え方を変えることで行動を変えていくことを目指します。もし、ふっと気持ちが軽くなる考え方を見つけたら、その考え方を思い出すことで緊張や不安を乗り越えていただくのです。最終的には、カウンセラーがいなくてもいい状態を目指します。
カウンセラーにとって重要なのは、まずカウンセラー自身のメンタルヘルスが良好であること。そのため職場内では相談しやすい雰囲気をつくることや、課題があったらチームや部署で向き合うように意識しています。それから、誰かに話しかける際も他のカウンセラーが周囲にいることにも配慮し、話し方や声色、いつも機嫌よくいることなどを心がけることで、できる限り気軽に気さくに相談し合える雰囲気づくりに努めています。

今ハマっていること

こころと身体のバランス作り。時間があるときは帰りに一駅歩いたり、違う景色や新しいお店を探索したりします。また、身体から疲れや緊張を取る心理療法などは、自分でも積極的に生活に取入れています。

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全国の企業に
寄り添う仕組みを

どのような仕事でもそうかもしれませんが、“仕事”は自分の想像を超えた課題や可能性を与えてくれるものだといつも感じています。入社した頃に抱いていた「こうありたい」というイメージを超えたところに、現在は立っています。想像以上にさまざまなことにチャレンジする中で、今では「この道はどこに続くんだ?」とこれからの展開に好奇心を持っています。
 私の今の目標は、頭で考えて行動に移すトップダウンの認知行動療法に加え、ボトムアップで身体から脳に働きかける双方のアプローチを身につけること。そのために今、TFT(Thought Field Therapy:思考場療法)やBCT(Body Connect Therapy)、HRV(Heart Rate Variability)呼吸法などと呼ばれる方法を勉強しています。
 より大きな目標で言えば、全国の企業に寄り添える仕組みを考えること。全国の企業がより柔軟にメンタルヘルスケアに取り組めるようになり、この国の元気に貢献できるようになれればと考えています。

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