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メンタルヘルスケアサービスを強化、エンゲージメント(仕事の熱意度)の測定・向上機能を追加

~当社が提供するメンタルヘルス対策プログラム「アドバンテッジ タフネス」リニューアル~

2013年02月04日
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント
代表取締役社長 鳥越 慎二
(JASDAQ コード8769)

メンタルヘルスケア対策、就業障がい者支援事業など先進的な人事ソリューションを提供する株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越 慎二、JASDAQ コード8769、以下ARM)は、メンタルヘルスケアサービス「アドバンテッジ タフネス」をバージョンアップし、心理学・人事マネジメントの両分野で注目を集めている「エンゲージメント(仕事の熱意度)」の概念を取り入れ、エンゲージメント状態を測定するアセスメント(検査)機能及び改善に向けたソリューションプログラムを開発し、2013年4月よりサービスを提供します。

1. 経緯・背景

当社が2012年12月に行った「仕事へのエンゲージメントに関する調査」において、「エンゲージメントの向上は組織にとって必要」という人事部門の回答が8割にのぼりました。社員のエンゲージメント向上への取り組みが進む一方で、「具体的に何をすべきか不明確」「対策実施の効果が見えない」という顧客企業からの声も多く聞かれます。

こうした経緯を踏まえ、「エンゲージメント(仕事への熱意度)」対策に焦点をあて、エンゲージメント向上に相関性の高い項目を調査するアセスメント(検査)及び課題対応型のソリューション機能の追加開発に至りました。

2. アセスメントとソリューションについて

エンゲージメントに関する有効な先行研究であるオランダ・ユトレヒト大学の研究成果を参考に、日本人のビジネスパーソン向けの実証研究等を踏まえて独自のアセスメントモデルを作成しました。

エンゲージメント状態を「熱意や楽しさなどポジティブな感情を持って、仕事に対して自主的・精力的に取り組んでいる状態」と定義し、その状態に影響を及ぼす要因を検証した結果、「仕事の裁量がある」「自分の評価に納得できる」などの【仕事における環境・状況】に関する要因、及び「会社と自分の考えが一致している(フィット感)」「自分の役割・責任を理解している」といった【仕事における自己認識】に関する要因の2つに大きく分けられます。

■アセスメントのモデル

アセスメント結果の分析により明確化された課題に対応して個人及び組織をグルーピングし、それぞれのグループに適した研修メニュー等を組み合わせ、一連のソリューションプログラムを実施します。

(ソリューション実施の例)

  • 「上司との信頼関係が十分に築けていない」という組織に対して、上司(管理職)自身のEQ(感情知性)能力を高め、部下とのコミュニケーションを良好にしながらチームの業績を先導するための「EQリーダーシップ研修」を実施する。
  • 「自分の強みを発揮できていない」と感じている社員に対して、自らの能力・スキルや経験などを棚卸しし、ポジティブな視点で自己を見つめるワークなどを通じて新たな強みを見出す「ポジティブキャリア研修」を行う。
  • 「主体的な行動が取れていない」という社員に対して、ポジティブな物事の捉え方・考え方(認知)を体得させ、主体的に問題解決に向けた行動が取れるようにするための「問題解決志向メンタルタフネス研修」を行う。
■アセスメントからソリューションまでの流れ/一般的な研修の流れとの比較
■エンゲージメントと類似概念(モチベーション、従業員満足度)との違い
本件に関するお問い合わせ先

株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントhttps://www.armg.jp
広報担当
TEL:03-5794-3890 FAX:03-5794-3879